太陽光発電は時代の寵児か!?再生可能エネルギーのフラッグシップ

原料不要の太陽光エネルギー

日本は資源小国と言われ、エネルギーの確保が問題とされてきました。石油は地球温暖化の面でも課題がありますが、日本ではほとんど石油はとれず、外国からの輸入に頼っています。水力は最近の豪雨なども考えると余り数を増やすのも怖いですし、夢のエネルギーと言われた原発も、ウランという危険な原料が必要です。石炭も、公害の問題と地球温暖化の問題を抱えています。風力発電は特に原料は要りませんが、大きな風車が回転することから、低周波などの問題がクローズアップされつつあります。ところが、太陽光発電では、ただ日の出を待てばいいだけで、いわゆる「原料」というものが要りません。誰でも平等にただで使える太陽の光を用いるわけですから、いわば「原料不要」の発電方式と言えます。現在は夜間の発電をどう担保するかという課題がありますが、蓄電池などの技術が進歩すればそれも解決されるでしょう。

いろんなところに太陽光パネルが!

太陽光エネルギーを集めるパネルは、個人の住宅の屋根への設置に始まり、役所や工場の屋根などにもたくさん取り付けられるようになりました。電気の買取制度の特典もあって一気に普及が進みましたが、最近では、建物だけではなく、広大な土地に太陽光パネルを敷き詰める大規模なソーラー発電所も全国各地にできつつあります。耕作放棄などで遊休地となった田んぼや畑、誘致がなかなか進まない工業用地などにスケールの大きな発電所ができつつあります。段々畑の斜面を利用したり、ため池の水面にフロート状に設置したりと、その設置のバリエーションも広がってきました。今後、パネルの小型・高性能化が進めば、もっといろんな場所に設置できるようになるでしょう。

ただ発電するだけじゃない。地域再生とセットで発電

有害物質や騒音、低周波などの心配がない太陽光発電ですが、パネルを設置しただけでは、発電以外に大きなメリットはありません。特に、雇用の面ではほとんど人員も必要でないし、基本的にパネルを設置したところは「それ以外に使い道がない」ことなっていました。ところが、最近はそれについても新しい動きがあります。単なる発電施設ではなく、それを核にして地域の再生につなげようという取り組みです。例えばソーラーシェアリングと言われる取り組みでは、遊休農地にパネルを設置するのは従来と同じですが、ビニールハウスの屋根にパネルを設置したり、やや高さを持たせた枠組みの上に、太陽の光が下の土地まで届くよう一定の間隔をあけてパネルを設置して、その下で農業を行うことを可能にしています。そこで発電した電気は、農業のために使うほか、余った分は売電し、その収益をまた地域の活性化などに回すという試みです。今まではパネルが並べばそこから人が消えていた太陽光発電ですが、これからはパネルの下に人が集うという取り組みが全国あちこちで期待されます。

太陽光発電の価格を気にかけている方はとても多いです。各メーカーのホームページを比較したり、口コミサイトを参考にする方法がおすすめです。